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Fishing 釣り

マグネット台の取り付け



第一精工製 ラーク竿受専用 ゴム磁石→クリックで拡大 以前からサビキを含む胴付き仕掛けの鈎の始末に苦労していましたが、イカヅノ投入器の製作を手掛けてから、マグネット台に注目するようになりました。
 マグネット台というのは、ゴム製の磁石板をガンネル(船縁)に置いて仕掛けの鈎を一時的に吸着させて仕掛けが絡むのを防ぐ器具で、第一精工株式会社 などから市販されています。
アカシヨット E370のガンネル形状→クリックで拡大  自分のボートにも取り付けたいなと思っていたのですが、同製品はラークの竿受と共締めする構造で、私の所有するアカシヨットのE370のガンネルには取り付けが難しいものでした。
 そこで、市販のマグネット台(第一精工では「ラーク竿受専用 ゴム磁石 400 ロングサイズ」)を取り付けられるようマグネット台用のテーブルを製作することにしました。


マグネット台テーブルの製作

  1. マグネット台テーブルの裏側→クリックで拡大 マグネット台テーブルを製作するにあたり、E370のガンネルに簡単に取り付けられ、かつ安定して脱落しないような構造を考えました。写真に示すよう、ガンネルの手前側に引っかけるようなL字型に曲げたステンレス板(厚さ1.0mm)をベースにして、市販のマグネット台を乗せる天板をその上に溶接しただけの簡単な構造です。引っかけるだけですので簡単に取り付くのですが、万が一のことを考えて手前側をクランプ(仮組などに使う小型の洗濯バサミ様の市販クランプ)で留めるようにしました。

  2. マグネット台テーブルの表側→クリックで拡大 写真は上側から見た状態です。市販のマグネット台は竿受けで挟めるように本体ゴム板が120mmほど長いのですが、今回は竿受けで挟む部分を切断し、マグネット台テーブルの天板に直接接着剤で固定しました。

  3. マグネット台を取り付けたところ→クリックで拡大 完成したマグネット台テーブルをガンネルに取り付けた状態です。ベースになるL字に曲げたステンレス板がガンネルに程よく被さり、テーブルは十分に安定しています。このままでも構わないと思いましたが、海面への落下等を考慮して手前側をクランプで留めています。



小型ボートでは市販品がそのまま利用できないケースが結構あります。また、市販品を旨く利用すると更に使い勝手が良くなることもあります。今回のマグネット台テーブルは使い心地が良く、今までマグネット台を使わないで釣行していたのが嘘のようでした。今後の釣行でも愛用していきたいと思っています。

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2005年 9月26日 初版


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